Facebook にシェア
[`yahoo` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

SPONSORED LINK

軟水と硬水とはどういう水なのだろう?

栄養分はどのように違うのか?

飲むときに注意することはなんだろう?

 

今回は、軟水と硬水の違い。

その上手な飲み方や、双方のメリット・デメリットをご紹介しよう!

違い


軟水と硬水の違いは、簡単に言うと、カルシウムとマグネシウムが多いか少ないか


ということだけだ。


 

少なければ軟水になり、多ければ硬水に分類される。


しかし、その分類の仕方は、日本と海外とでは少し違う。


 

軟水とは、水1リットルに含まれるカルシウムとマグネシウムが少ない水のことだ。


日本では100mg/L未満、WHOでは120mg/L未満が軟水だと定義されている。


硬水は日本では100mg/L以上、WHOでは120mg/L以上だと定義されている。



日本の定義↓


日本





WHOの定義↓


who



ではそれぞれにどんな特徴があるのか?


メリットやデメリットも見てみよう。


スポンサードリンク



軟水


海外に比べ、日本の水は硬度が低く、そのほとんどが「軟水」だ。


(日本の水の硬度は平均で80mg/Lほど。)


軟水は口当たりが軽く、まろやかな風味がある。しかし、ちょっと飲んだだけではその違いはわかりにくいだろう。


その風味を上手に活かす方法としては、以下のようなものがある。


・炊飯(ご飯を炊く)


・緑茶を入れる


風味を楽しむ料理には絶対に軟水を使ったほうがいい。


 

ごはんを炊くときに硬水を使うと、軟水に比べ風味が劣る。


もちもちした感じに仕上がりにくくなるのだ。


 

体に負担をかけずに吸収できるので、赤ちゃんにあげるときも軟水のほうがいいだろう。


 

また、軟水にはデトックス効果もある。


硬度の低い軟水を選ぶことで、老廃物の排出を促してくれる。



軟水にはデメリットらしいものはないが、強いて言うなら


「栄養」がほとんど摂れない点だ。


その他には何もない。常用するのに向いているのは軟水の方だ。


硬水


硬水はどういうときに使うものなのだろう?


 

よく言われるのが便秘の解消やダイエットだ。


代謝をよくする効果があるのが硬水だ。


 

風味としては、若干、薬品のようなニオイを感じる人もいるだろう。


なので、できるだけ風味を楽しむ料理には使わないほうがいい。


硬水の使用法


ミネラルがたくさん含まれているので、運動後のミネラル補給や、カルシウムの補給に使える。


最近では消化吸収の効率が高いスポーツ飲料もたくさんあるが、糖分が気になるという人は硬水を選ぶのもいいだろう。


また、ダイエットにいいのは硬水だと言われている。


ダイエットと言って食事を少なくする人もいるだろう。しかし、それではミネラルも不足する。そんな時、硬水を飲めば、完全にではないが、不足した分のミネラルを補うことができる。


カルシウムは脂肪の吸収を抑制してくれる効果がある。そういう意味でも、ダイエットには向いているといえるだろう。


ここで注意してほしいことがある。


硬水には軟水よりも多くのマグネシウムが含まれている。マグネシウムは、摂取しすぎるとお腹を壊す事がある成分だ。


水を飲んだとき、頻繁におしっこに行きたくなったり、お腹を壊したりしたことはないだろうか?お腹を壊すのは、マグネシウムの摂りすぎが原因とも考えられる。


水は一日2リットル飲むのがいいとされているが、これを硬水で行うのは危険だ。なので、硬水を常用するのはおすすめできない。


まとめ


・軟水と硬水はカルシウムとマグネシウムの含有量の違いによるもの


・常用するなら軟水、硬水は必要だと思ったときに使おう


・硬水は若干デメリットが有るが、注意して使えば役に立つ


・軟水を常用したいならウォーターサーバーの設置を考えてもいいかもしれない。