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辛いものを食べてお腹が痛くなるのは、大抵カプサイシンをふくんでいる「唐辛子」を食べた時だろう。

 

早いところ治してしまいたい!

お腹が痛くならない食べ方はないものだろうか?

 

今回は辛いものを食べて腹痛になった時の原因と対処法、そして摂り過ぎるとどうなるか

を見ていく.

目次

・辛いものを食べるとなぜ腹痛になるか?

・「辛味」は「痛み」

・痛い時の対処法

・食べ過ぎると癌のリスクがある?

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辛いものを食べるとなぜ腹痛になるか?


なぜ辛いもの、主に唐辛子を食べた時に腹痛が起こるのだろう?



実は唐辛子には、少ない量であれば胃酸の分泌を抑え、食欲を増進する効果がある。


しかし摂り過ぎると胃酸の分泌を促進し、胃や食道を痛めることになってしまうのだ。


さらに、ストレスも胃酸の分泌を促進する効果がある。ストレスで胃が痛くなった経験がある人もいるだろう。この二つは同じ原理で腹痛を起こしている。


一番いけないのは、「ストレスが溜まったから辛いものをドカ食いする!」ということだ。


ストレス + 辛いもの = 胃酸の過剰分泌


こうなってしまうと厄介。


「単なる食べ過ぎで胃が痛くなったんだろう」と考えてしまう場合があるからだ。


ストレスを発散できるなら、ちょっとくらい胃が痛くなってもいい。こう考えるようになると非常に危険。後に説明するが、病気のリスクも高まってしまう。


「辛味」は「痛み」


実は「辛味」と言うのは「味」ではなく「痛み」だった。「味」に分類されるのは以下の5つ。辛味は含まれていない。


図1


口の中に口内炎ができた時に感じるように、口には痛みを感じる器官も備えている。


「辛み」を「味覚」と感じてしまう人がいるのもこのためだ。


痛い時の対処法


胃の中を刺激物から守るようにコーティングしておけば、腹痛の大きさも軽減できる。


特に効果があると報告があったものは、


辛いものを食べる前に牛乳を飲んでおく(ヨーグルト、チーズでも可)


これは、食べてしまった後でも効果は期待できる。


実は唐辛子のカプサイシンは水に溶けにくい!よって水を飲んでも腹痛は治まらないのだ。


食べ過ぎると癌のリスクがある?


辛いものが好きで知られるメキシコでこんな調査が行われた。


唐辛子を一日9~25本分食べた人と、

唐辛子を一日0~3本しか食べなかった人


この二つの場合では、どちらが胃がんになりやすいだろうか?


結果はこうなった。


唐辛子一日925本食べる人は、0~3本の人に比べ胃がんになる確率が1.71倍高い!


最悪の事態を招く確率が1.71倍になる


だからストレス発散目的で辛いものを食べると取り返しの付かないことになる場合もある。


また、女性に比べ、男性の方が胃腸は弱い傾向にある。男性は特に気をつけよう。



余談


中でも管理人が盲点だったのは「辛味」とは「味」の一種ではなく「痛み」の仲間だったということだ!


辛いものは我慢大会でも使われているが、やせ我慢してベストを尽くしてまで食べるものではなかったということ。