口の中に出来て、食べ物を食べるときや、
熱い飲み物を飲むときに大きな障害となってしまう口内炎。
「とても食べにくい! 冷めるまで待つか…」
などというように、食事時に限らず、四六時中ストレスを感じている人も
多いのではないでしょうか?
口内炎になった場所を噛んだときの痛さは計り知れないものがあります。
いまから
口内炎の原因
なかなか治らないのはなぜか?
舌にできる口内炎は何なの?
口内炎の治療法
についてみていきます。
【口内炎の原因】
口内炎は、その名のとおり
口内の粘膜(歯肉、舌、口角、唇を含む)に出来る炎症です。
原因ははっきりとは特定できていませんが、以下のものが有力です。
- 鉄分、ビタミンの不足
- 口内が不衛生な場合の口内への刺激(噛むなど)
- 唾液の不足によるもの
- 疲労やストレスがたまる
1のビタミン不足は、特に「ビタミンB2」が重要で、
ビタミンB2に特化したサプリメントも販売されています。
ビタミンB2の多い食品は
レバー、卵、大豆、乳製品などです。
2,3の「口内への刺激」「唾液の不足」は、
口内の雑菌の繁殖は唾液の殺菌作用により抑えられているので、
唾液が少なくなるということは、菌の繁殖を助けることになり、
口内に刺激を与えることで炎症が起こりやすくなるということです。
4の疲労やストレスについて
ビタミンB群には、ストレス耐性を高める働きがあります。
疲労や疲れが溜まるということは、ビタミンB不足の可能性があります。
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【口内炎が長期化する理由】
長期化の理由は、上記のような原因を知らずに、
自然治癒を行う場合と、歯磨きをしないなど、口内を不衛生に保つこと。
また、頬の内側を噛んでしまいやすい人は、
頬の筋肉が衰え始めている場合があります。
鼻が詰まっている場合、口呼吸になりがちで口内が乾燥しやすくなり
菌が増え、やはり完治が遅くなります。
【舌にできる口内炎は?】
舌にできる場合も原因は同じです。
歯茎と舌は違うものですが、口内にあるという点では同じです。
届く栄養も同じなので、同じ条件で口内炎ができます。
舌に出来た場合で、あまりにも治りが遅い場合は舌ガン(ぜつがん)
の可能性も否めないので、病院に行きましょう。
【口内炎の治療法】
一般的に良く知られているものです。
- 塩水でのうがい
- 市販薬の使用(飲み薬、塗り薬)
- 歯磨き(口内を清潔にする)
余談
一般的にみられる口内炎は「アフタ性口内炎」と呼ばれるもので、
上記のような原因で炎症を起こします。
また、ウイルスが原因で起こる口内炎もあります(ウイルス性口内炎)
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