今回は、コンセントから火花が出た時の原因と対処法についての説明。
コンセントをさしたらいきなり火花が出てきて火事になるんじゃないかと思った!
火花を出さずにさす方法はないか?
黒焦げになった場合はどうするの?
そういった疑問を解決していこうと思う。
【目次】
・火花が出る原因
・火花が出ないようにするには?
・危険な場合はどんな時?
・コンセントが黒焦げになった場合は?
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火花が出る原因
まずはコンセントをさした時に火花が出る原因について。大きく3つの原因がある。
原因①
コンセントを差し込んだ直後にはとても大きな電流が流れる!
普通に通電している時の数倍もの電流が流れるので、火花が起こりやすい。
原因②
タコ足などの、電気機器が沢山付いている物をコンセントにさすと、いきなり大量の電気が流れるようになり、火花が起こりやすくなる!
電気を大量に必要とする物(負荷が大きい物)をつなぐと火花が起こりやすくなる。
原因③
家庭用のコンセントの電圧は常に変化している!たまたま高い電圧の時にコンセントをつなぐと火花が起こりやすくなる!
家庭用の電圧は「交流」と言って、高い電圧、低い電圧を繰り返している。
火花が出ないようにするには?
原因①~③も踏まえながら考えると、火花を出さないようにするには
Ⅰ.タコ足をいきなりささない(負荷の大きい物をささない)
Ⅱ.遅く差し込むと火花が起こりやすい → スムーズに早く差し込むようにする(早すぎは☓)
といったことになる。
原因①と③についてはしかたがないので、諦める。こういった場合の火花は大抵気にするほどのものではないからだ。
危険な場合はどんな時?
しかし、危険な火花の場合もあるので、気をつけておこう。火災になったり、コンセントが黒こげになったりする場合には注意が必要だ。
長時間コンセントをつなぎっぱなしにしているもの「冷蔵庫、エアコン、テレビ」は注意
これらは、コンセントとプラグの間にホコリが溜まりやすくなっている。それに加えて、冷蔵庫やエアコンは湿度の高い場所や、結露ができやすい場所にある場合が多い。
何がまずいかというと、ホコリが水分を含んでしまうと、火花と放電が起こりやすくなってしまうのだ!
そのせいでコンセントとプラグが熱を持つようになり、発火してしまう場合がある。これを「トラッキング現象」という。
トラッキング現象
コンセントとプラグにホコリが溜まる→ホコリが湿気を吸う→火花が散る→熱がたまる→発火する
コンセントが黒焦げになった場合は?
発火してしまい、コンセント部分が黒焦げになってしまった場合は、自分で修理しようとは考えないようにすること。
①電気工事会社に連絡し、コンセントを取り替えてもらうようにする。原因はそのコンセントだけではないかもしれないので、他のコンセントも見てもらう。(コンセントの寿命は約10年ほどだと言われている)
②賃貸住宅の場合は大家さんに連絡し、直接見てもらうようにする。
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