お金を稼いだけど、使い道がなくて困っている人が結構多いです。
とても羨ましい話ですが、実際、お金持ちの多くは
「幸せではない」と感じているようです。
なぜなんでしょうか?
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とある調査では、年収650万円あたりから、
お金を稼ぐことで得られる幸福感は薄らいでいくとのこと。
多くの人が「生活に不安」を持ちながら生活しており、
その生活の心配がなくなるのが年収およそ650万円。
住んでいる地域、家族構成、環境によって上下しますが、
平均するとそのくらいになるようです。
安定した生活を一番の目標にすることで、それを達成した後、
お金を何に使えばいいかわからなくなって喪失感を味わうことになります。
なんの喪失感か?
「安定した生活をする」という目標を失った喪失感です。
これは、定年まで働いた社会人の方が、
退職してから無気力になる現象と似ています。
お金持ちの多くがこういったことを経験しています。
お金持ちではあっても「豊か」ではないという状態です。
自分を楽しませたり、豊かにするお金の使い方を知らないために
「幸せではない」と感じてしまうのです。
また、年収が増えれば増えるほど、仕事が忙しくなり
家族や友人と過ごす時間が限られてしまい、
ストレスが貯まり、不幸になったと感じる人さえ出てきます。
幸せなお金持ちは何を考えているのか?
幸せなお金持ちの多くが、「お金は道具」だと考えています。
お金は目的を達成するための道具であり、お金稼ぎが目的ではない。
これを共通の認識として持っています。
そこで、以下の例を考えてみましょう。
「毎朝、学校や会社に行く」という目標があったとします。
大抵の人には、毎日「学校、会社に行く」という目標がある
↓
その目標を達成する道具、手段として「徒歩、走る、自転車、バイク、自動車、電車、バス、船」などがある。
ここで、道具である自転車や車をたくさん集めても幸せにはなれない。なぜか?
↓
そんなに道具、手段が多くなくても到達できるから。
それを上手く使わないと目標に到達できないから。
↓
知りたいのは「道具、手段」の使い方!
つまり、お金の具体的な使い方をたくさん知っている人ほど、
幸福度が高いと言えます。
お金の有意義な使い方を考える
自分がお金を持った時に、有意義な使い方をするために
使い方を考えてみたいと思います。
先ほどのように、「生活する」ことが目標になっては楽しくないので、
自分のためにお金を使うことを考えてみましょう。
提案をしてみます。
・自分にとって「資産」となるものを作ったり、知識を蓄えたりするのに使う。
基本的に、人間は「何かを創った(創造した)とき」に喜びを感じやすい、と言います。
世界に一つしかない、自分だけしか作れないものを創った時に大きな喜びを感じます。
クリエイターなどがそうです。
漫画家や音楽家(アーティスト)になりたいと思う子供が多いのは、
そういった創造(創ること)に楽しみを見出しているからです。
なので、
それを創るために必要な知識を得るために教材を買ったり、
塾に通ったりするのに投資するのもひとつの手だと思います。
知識は資産になり、お金を稼ぐ道具にもなります。
知識は真似のしようがなく、どんな状況に陥っても
それを武器に仕事にすることができます。
楽しみながらお金も稼げるようになり、
さらに自分の好きなことに投資できるようになります。
お金持ちは大抵独立して働いています。
自分が提供できるものの価値を知り、自分が何に対して喜びを感じるか、
どのように稼いだお金を使うかまでシミュレーションをしています。
・自己研鑚(じこけんさん)に当てる
自分自身の成長を感じられた時にも、人は喜びを感じます。
「昨日の自分に戻りたくない!」と思えるような人であれば、
毎日が充実しており、自己研鑚もできているでしょう。
できていなければ、これからできるようになればいいのです。
お金持ちは、意識しないでも自分を高めることにお金を使っています。
自分を高めることに使えば、もっと多くのお金を生み出すことができるようになります。
彼らがそれを続けるのは、それをすることが何よりも楽しいからです。
最後に、自分だったらこう使うというものを挙げておきます。
使い道が見つからないという方は参考にしてみてください。
心の底からわくわくするようなものがいいですね。
・今よりも広い部屋に住む
・インテリアの勉強をする
・自己研鑚に当てる
・筋トレ、メンタルトレーニングに当てる
・プログラミングの勉強
・たこ焼きを上手に作れるようになる
・美味しいものをたくさん食べる
・読みたかった本を全部買う
・新しい事業を立ち上げる
・たくさん勉強して東大に入る
・世界中の人の記憶に残る物を創る
目標を書いたら、実際に想像してワクワクしてみましょう。
これは、お金に困っていたけど、数年後に大金持ちになった
という人たちのほとんどが実践していた手法でもあります。
高価な車を買い、派手な服に身を包んでみても、
それにより幸せが得られるかは人によるところが大きいです。
自分が心から幸せになれるお金の使い方を見つけたいですね。