twitterやfacebookを見ていると、自分の顔写真を
載せている方が結構います。
これからそういったSNSに登録しようとして、
自分の顔写真を撮って、掲載しようと考えている方も
いることでしょう。
しかし、ちょっとだけ考えてみてください。
顔写真をネットにさらすのは安全なことでしょうか?
実世界の話であれば、写真は一枚の紙切れです。
そこから個人情報を得るためには、指紋やDNAの鑑定などが
必要になってきます。
しかし、データ化された写真ならどうでしょうか?
実は、そのデータには信じられないくらいの個人情報が
詰まっています。
今回は、
どういった情報が、写真のデータの中に含まれているのか、
SNSに投稿することで、どういった事件に巻き込まれる可能性があるか、
顔写真を投稿する上での注意点
などをお伝えします。
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写真に含まれるデータ
デジタル写真にはExif(イグジフ)という写真用のデータが存在します。
これは何かというと、GPS機能のついたスマホやデジカメで撮った
写真に含まれる、情報のことです。
具体的には、撮影した写真の日時、GPSの情報(緯度、軽度、標高)
メーカーや解像度、などです。
どういった事件に巻き込まれるか?
こういった情報がわかると、どんな危険が待ち構えているか?
悪用されやすいのはGPSの情報で、
これがわかると不特定多数の人に住所がバレてしまう可能性があります。
なので頻繁に写真を上げていると、
この人はだいたいこの辺りが行動範囲だ、とか
家から一歩も出ていない、
などがわかってしまいます。
写真を上げるだけで行動が読まれてしまいかねません。
家で撮った写真は特に注意しましょう。
家でなくとも、学校や職場で撮ったりすると、学校名や勤務先がバレてしまいます。
有名人や芸能人であれば、自分の写真を公に公開することは
かなりのメリットになるでしょう。
しかし、一般人の一個人が個人情報をさらけ出すのはあまりにデメリットが
多すぎます。
それでも、会社からfacebookに登録することが義務付けられている人も
いると聞きます。ではどうすればいいのか?
顔写真を投稿する上での注意点
やむなく写真のデータをアップロードするときは、
デジカメであればGPS情報が含まれないように設定しましょう。
スマホの場合は、GPSデータを削除してくれるアプリがあります。
GPS設定したまま撮った写真があれば、そういったツールで
データを消してから投稿するようにしましょう。