マイクロソフト社が認定するマイクロソフト製の
オフィスソフトに関する国際的な資格
Microsoft Office Specialist(マイクロソフト オフィススペシャリスト)
略してMOS
実際に受けてみた感想や、何をとるかにもよりますが、
試験の種類、オフィスマスターの条件、
勉強する科目の順番、参考取得期間、独学での勉強方法などをお話します。
オフィスマスターを取得する前提でお話します。
それ以外の方も参考になるかと思います。
また、今回対応しているのは2007~2010のバージョンです。
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試験の種類
試験は
- Word (specialist,expert) 2種類
- Excel (specialist,expert) 2種類
- Power Point (specialist) 1種類
- Access (specialist) 1種類
- Outlook (specialist) 1種類
の5科目、7種類です。
WordとExcelだけ、specialistとexpertの2種類の科目があります。
Power Point、Access、Outlookはspecialistのみです。
すべて試験時間は50分間です。
オフィスマスターの条件
上記の科目のうちで必須なものは
- Word (expert)
- Excel (expert)
- Power Point (specialist)
です。以下は選択科目として
- Access (specialist)
- Outlook (specialist)
のいずれか1科目を取得すればオフィスマスターの
資格が取得できます。
Outlookは、教材が少ないため、
どうしてもオフィスマスターが欲しい場合はAccessの受験をオススメします。
勉強する科目の順番
何度かオフィスソフトにふれたことがある方であれば、
最初に最も難易度の低いPower Pointの学習をオススメします。
画像の挿入方法、フォントの変更など、
WordやExcelとかぶっている内容が多く、後の勉強が楽になります。
また、Word→Excelの順の方がオフィスソフトにあまりなじみの無い人にも
とっつきやすいかと思います。
Accessは、使ったことのない方が多いと思いますので、最後に勉強しましょう。
オフィスソフトがどういったものか、ある程度理解したうえで
挑戦したほうがいいでしょう。
管理人は実務で使う機会があると思ったのでこれは受験しましたが、
最初は何をどうしていいのか分からず、
資格取得に一番時間がかかりました。
参考取得期間
管理人がどのくらいの期間で各科目を取得したかを書きます。
ちなみに勉強時間は一日3時間ほどです。
日によってちょっと時間は変わります。
- Power Point(SP) → 1週間
- Word(SP) → 1週間
- Excel(SP) → 1週間
- Word(EX) → 10日間
- Excel(EX) → 10日間
- Access(SP) → 1ヶ月間
個人的に、難易度としては
難しい → 普通 → 簡単
Acsess(SP)>>>Excel(EX)>>>Excel(SP)>>>Word(EX)>>>Word(SP)>>>
Power Point(SP)
の順で難しいと感じました。
WordやExcelのspecialistとexpertの違いは難易度と言うよりも、
範囲の違いによるものが大きいと思います。
specialistを取得すればexpertは少し時間をかければ取れます。
勉強方法
全科目に共通することですが、教材の問題を繰り返すだけで十分です。
管理人は、すべての科目でFOM社の教材を使いました。
何をどうするかわからない状態でも、問題を繰り返し解いていく過程で、
「どのタブで何が出来るか」「この結果にするにはあの操作が必要」
など、具体的な操作方法を体が覚えていきます。