大学生、もしくは高等専門学校、短期大学の方で、
大学を変わりたい!高専(短大)じゃなく大学を卒業したい!
という方もいらっしゃると思います。
大学に在学中、途中から学びたい内容が変わった、
本当に行きたかった大学があきらめきれない、
高専に通っているけれども,大学に行って専門性を高めたい!
大学院に興味がある!
動機はそれぞれあるかと思います。
日本には編入学というシステムがあり、途中で学校を変更し、
入学できるというものです。
そこで今回は、大学の編入試験について
方法、試験問題、過去問、日程、受験時期、今までの取得単位
などを見て行きたいと思います。
編入方法
まず、編入学の条件ですが以下のいずれかを満たしておく必要があります
- 短期大学、高等専門学校を卒業している(卒業見込み)
- 4年制大学の2年次修了者(終了見込み)
以上を満たしていれば、まずは大学案内と、願書を取り寄せましょう。
また、合格したら入学金や授業料も支払わなければならないので、
金銭面には気を使っておきましょう。
受験時期、日程について
大学生、短大生であれば2年生、高専生であれば5年生で受験することが一般的です。
国公立大学の場合
試験開始は早いところで6月から始まります。
管理人も編入試験を受けたことがありますが、
そのときの試験は夏休み中(8月半ば)でした。
私立大学の場合
はかなり幅があり、6月から年明け以降にまで続くところがあります。
国公立私立問わず、年明けに編入試験を行うところもありますので、
志望大学のホームページなどで日程をチェックしておきましょう。
また、推薦を行っている場合もありますので、学校の専門の事務の方に
たずねてみるのもいいでしょう。
注意
編入学試験は、大学3年次に入学する者を選抜する試験ですので、
例えば、大学3年生が他大学に編入をする場合、
3年修了後に他大学3年生として入学することになります。
3年生を2回行うことになってしまいますので注意してください。
試験問題、過去問について
試験は、過去問とほぼ同じ傾向の物が出題されることが多いです。
試験内容は様々ですが、基本的に語学、専門科目、面接が基本です。
語学は、英語の場合がほとんどで、最近ではTOEICの点数を
試験の得点として換算する大学も増えてきています。
過去問の入手法
大学のホームページに掲載されている場合もありますが、ない場合もあります。
直接大学に出向き入手するか、電話で相談し、送ってもらえる場合があります。
取得してきた単位は?
大学を卒業するには特定の単位をそろえておかなければなりません。
他大学に移った後に認めてもらえる単位もあれば、そうでない単位もありますので、
単位の取得は完全に行っておく必要があります。
余談
編入をする人の数はここ5年間で平均約10000人前後です。
また、管理人が編入学試験を受けたときは語学と専門科目だけでした。
結果は残念なものでしたが。