厄年 決め方 厄祓いの時期 について
厄年とは、厄災が多く降りかかってくると信じられている年齢のことです。
起源は定かではありませんが、今でも強く信じられている日本の風習です。
これから、厄年について
厄年の年齢
早生まれの場合
厄年の決め方
厄払いの時期
を見ていきます。
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厄年の年齢
厄には3種類あって 前厄 本厄 後厄 があります。
以下に示すのは、前厄 本厄 後厄 の順です。
また、厄年の年齢は、男女で差があります。
[男性の場合]
数えで
前厄 本厄 後厄
- 24歳 25歳 26歳
- 41歳 42歳 43歳
- 60歳 61歳 62歳
[女性の場合]
前厄 本厄 後厄
- 18歳 19歳 20歳
- 32歳 33歳 34歳
- 36歳 37歳 38歳
[大厄について]
もっとも大きな災難や凶事に遭遇する確立が高い年齢を大厄と言います。
一番気をつけなければならない年齢です。
男性では42歳
女性では33歳
がそれぞれ大厄です。
早生まれの場合
上記の年齢表記は早生まれ以外の場合です。では、
早生まれの場合はどうなのでしょうか?
早生まれの定義は以下です。
1月1日から4月1日までの間に生まれた人
これは年度(4月から翌年3月)の中での比較ではなく、
1月から12月までの中で「早く生まれた」としてみています。
厄年の計算は数えで行うため、
誕生日が来たら年齢+1となる「満年齢」と違い、「0歳」がありません。
生まれた瞬間1歳になったと考えます。
つまり同級生であったとしても、厄年の人 (4/2~12/31) と
そうでない人 (翌年1/1~4/1早生まれ) がいるのです。
同級生の二人の例
Aさん 8月生まれ 今年が厄年
Bさん 3月生まれ 来年が厄年
AさんはBさんよりも7ヶ月早く生まれている。
(1月1日)年をまたいでいるので、
同級生でも厄年じゃない人が出てくる。
(現在の自分の年齢に1歳加えたものが「数え年」ということになります。)
厄年の例
男性で現在40歳、来年の5月1日で41歳になる人がいるとして、
年齢を数え年で計算するので、現在の年齢+1で41歳と換算されます。 ←ここで+1
↓
そして自分の誕生日が来ることで+1歳します。 ←ここでさらに+1
↓
その年に誕生日が来るので、1月1日になった時点で+2歳されるわけですね。
なので、5月1日が誕生日で41歳になる方は1月1日が来た時点で40+2され、
42歳となり、本厄(大厄)になるということです。
これは4月2日~12月31日の人全員に当てはまります。
自分の厄年を計算してみたい方はこちら
厄年の決め方
決め方は諸説ありますが、
男性の場合
本厄 → 25 42 61
であるのは、
- 「2は陰数」,「5は陽数」→ 陰が上に、陽が下にあるから25歳は厄年
- 4も2も陰数であり、読んで「死」 → 42歳も厄年
などです。
女性の場合
本厄 → 19 33 37
- 10は陰数であり、9は陽数であり、陰が上に、陽が下にあるから19歳は厄年
- 33は陽数が重なり、「散々なめにあう」というところから33歳は厄年
などとされています。
まず、起源が定かでないし、厄年として定められている理由も様々あります。
参考程度に考えましょう。
厄祓いの時期
お祓いは厄年になる年の正月になれば、いつでも受けられますが、
以下に、推奨される厄払いの時期を掲載します。
- 松の内(まつのうち)
- 節分
松の内
→門松を付けておく期間のことで、
地域によって異なりますが1月7日までのところが増えてきているようです。
節分
→季節の変わり目のことですが、現在では2月3日が節分とされています。
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