通報の仕方について
あなたが何かの事件に巻き込まれたり(目撃したり)、誰かが病気
になったりしたときに、警察署や、病院に連絡して救助を求めますよね?
で、そんなにしょっちゅう連絡するわけでもないから、
連絡の仕方を知らない人が僕の周りにも結構います。
ここで正しい通報の仕方と、どこにつながるのかを
しっかりと覚えておきましょう。
まず、連絡するときの番号ですが、有名なものは以下のようなものです。
日本国内のみ
・110番(ひゃくとおばん)、警察
・118番、海上保安庁
・119番、消防、救急車
携帯電話でもそのまま110と押して発信すれば繋がります。
以下それぞれの詳細です。
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【110番の場合】警察
どこに繋がるか?
各都道府県の「警察本部の通信司令室」というところに繋がります。
【例】
携帯電話で、A県から通報した場合、A県警察本部の通信司令室に繋がる。
どこで連絡するかで、どこに繋がるか決まります。
また、隣の県に繋がってしまったとしても通信司令室からその都道
府県に電話を転送できるので、かけなおす必要は無いということです。
【注意事項】
110番への接続は着信順となりますので、電話をかけても、
しばらく時間が経たないと出てもらえない場合があります。
なので電話をかけたらしばらくそのまま待ちましょう。
また、携帯電話からの連絡では、通話料金はかかりませんが、
いたずら電話は絶対にしてはいけません。
そのいたずらに付き合っている間に助けられる命がいくつもあるか
もしれないからです。
一刻も早く現場に着くために、通報した時点でパトカーは出動しています。
また、いたずらに関しては、高額の罰金をかせられます。
緊急の事件でなければ、110番よりも#9110番をオススメします。
ここでは事件・事故以外の相談を受け付けています。
【118番の場合】海上保安庁
船舶電話からかけると海上保安庁運用司令センターにつながり、
それ以外からかけると各管区海上保安本部につながります。
海の上での事件や事故の緊急連絡先として、
2000年5月1日から運用が始まっています。
注意事項は110番の場合と同じです。
いたずら電話をすると逆探知され、罰を受けます。
また、110番や119番にかけてしまった場合でも、
そこから海上保安庁につないでもらえます。
【119番の場合】消防、救急車
繋がる場所は各都道府県の消防本部の通信司令室です。
そこで出動指令を受けた最も近い消防署や出張所から
消防車や救急車が出動します。
連絡が入り、場所を特定した時点で出動します。
注意事項は110番の場合と同じです。
いたずら電話は厳禁です。
また、救急車を呼ぶべきか、病院に行ったほうがいいか迷っている場合は
#7119番へ連絡することをオススメします。
ここは救急相談センターといって、救急車を呼ぶべきかどうかの
相談を受け付けています。