Facebook にシェア
[`yahoo` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

SPONSORED LINK

最近、ADHDという言葉をよく耳にするようになりました。

 

病気の一種なのですが、どういった病気で、

どんな人がかかるのでしょうか?

a0001_009294

【ADHD注意欠如多動性障害(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)】

とは、発達障害の一つとされ、注意力が散漫になったり、落ち着きがなく、

仕事の段取りが悪いなどの日常生活に支障をきたすような

症状をもつ病気のことです。

 

特に、年齢に見合わない振る舞いが目立つようになります。

幼児期(七歳未満)に症状が現れる場合が多いです。

 

割合的には100人中3~5人(3~5%)男子が多いという統計が出ています。

以下にADHDの症状を挙げます。

代表的なものを一つずつ見ていきましょう。

 

多動性障害(hyperkinetic disorder)

注意が散漫(不注意)しやすく、物事に集中できない(周りが気になるため)

忘れ物が多い、出された課題をこなせない。

 

多動とは「過活動(動きすぎ)」のことで、せわしなく動き回ったり、

じっとしていられない状態が続くことです。

WHO(世界保健機関)によると、多動性障害=ADHD だそうです。

 

衝動性がある

先のことを考えず、自分勝手に振舞ってしまい、

悪い結果を招く行動をためらわず行うことです。

これらを総称してADHDと呼ぶ場合が多いです。

多動性不注意衝動性

三つのどれかに心当たりがあればADHDと診断されます。

 

ADHDのチェックはこちら

原因は何か?


ADHDの症状が現れる原因ですが、現段階では分からないことが多く、


脳の障害の一種であるということしか分かっていません。


スポンサードリンク




予防法はあるの?かかりやすい人は?


ある研究によると、生まれる前の子供のADHDについては、


母親の喫煙や、鉛中毒などにより、生まれてくる子供が


 

 

ADHDとなる確率が上がると報告されています。


つまり、生まれたときからADHDである場合が多いのです。


 

 

成人してからかかりやすい人がいると言うよりは、子供の頃から


そういった傾向がなかったか調べてみるのがいいかもしれません。


 

 

予防法としては、ご主人が喫煙者である場合は、喫煙による害を伝え、


喫煙を控えてもらったりするなどの対策が必要です。



また育て方やしつけ方が原因ではないので、


両親が自信をなくす必要はありません。


治療法はどんなものがあるの?


現時点で明確な治療法は確立されていません。


対症療法としては


・投薬
・心理療法
・行動療法


などです。


いずれも完治させるものではなく症状を和らげるためのものです。


 

しかし、ADHDは悪いことばかりではなく、


過去にADHDだった人を調べて見ると、


その多くがADHDだったのではないかと言われています。


 

エジソンやアインシュタインなどの天才的な科学者、大統領、俳優、芸術家など、


特定の分野で大きな成功を収めている人はADHDだった人が多いのです。


 

多動性や衝動性による計り知れない行動力は、


うまく使えば大きな成果に結びつくかもしれません。


ADHDだからこそできることも沢山あると言えそうです。