「ストレスが溜まる」
皆さんもいやと言うほどこの言葉を聞いたことがあるかと思います。
ストレスについて、パッと思い浮かぶイメージとして、
「人をイライラさせるもの」「なんとなく体に悪いもの」
「病気を引き起こしかねないもの」などが挙げられると思います。
実際、ストレスって何なの?
と思われている方も多いと思いますので、
ストレスの定義についてみていきましょう。
ストレス(stress)とは、
もともとは物理学の「応力」と呼ばれる
「物体の内部に生じる力の大きさ」を表現するためのものです。
外から見ただけでは、どんな力が働いているのか分かりません。
それが人間の体の内側にも働いているように感じることから、
何かしらの有害な感覚を体に感じたときに、
それらを総称して「ストレス」と呼ぶようになったとされています。
ストレスの原因となるものをストレッサーといい、力を与える側、
つまり、環境や人間関係、多忙さなど、不快感を与える要因のことを言います。
有害な感覚ですから、溜まっていくと病気を引き起こしかねません。
力を加えれば元に戻るもの(輪ゴムなど)、も力を加え続けていけばいつか壊れます。
人間の体にも、正常な状態に戻ろうとする力がありますが、
その回復が間に合わないほどのストレスを感じれば、
いつか体を壊すことになります。
では、そのストレスをいかに発散するかを考えていきましょう。
発散の仕方
ストレス発散には運動が良いと聞きますが、それはなぜでしょうか?
ストレスが溜まるとアドレナリンと言う物質が多く分泌されるようになります。
これは、
「よおおおおし!!やるぞおおおお!!」
と言う気持ちになるのに必要な化学物質です。
熱血な人が「アドレナリンが出てきた!」と言うのを聞いたことがありませんか?
「アドレナリン」と検索窓に入力すると
「アドレナリン 出し方」と変換の候補にあがるくらいです。
アドレナリンを体に溜め込むと、イライラ感が残った状態が継続します。
活動する準備ができているのに活動できない葛藤ですね。
で、このアドレナリンを消費するには、
自分がワクワクできるスポーツに打ち込むのがいいとされています。
また、継続的な運動(ランニング等)よりも
瞬発力を必要とするスポーツが効果的です。
(もちろんランニングも効果的です)
それによりアドレナリンが消費され、結果、
ストレスの発散にもなると言うことなんですね。
運動以外でストレスを発散する方法は、
・自分の好きなことをやる
・好きな音楽を聴く
・そのやる気を勉強や仕事に向ける
・リラックスできる環境に身をおく(マッサージ、ヨガ等)
・爆笑、大笑いする(笑顔を作ると幸せホルモンというものが分泌
されるそうです)
どれも「自分から選んで行う活動」ですので、
アドレナリンの消費、ストレスの発散には効果的だと思います。
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