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いじめを苦に自殺する人が増えています。

今回は、知っている人(子供)がいじめられているかどうか

いかに見分けるか考えていきます。

 

 

自分の子供がいじめにあっていたらどうするか、

自分の子供がいじめの加害者だったらどうするか?

 

子を持つ親なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

 

いじめられているときには、被害者側には

以下のような行動が外側に現れてきます。

 

集団行動を嫌うようになる


具体的には、体育館への集団移動の拒否、


しおりを作るなどの、「皆のためになる行動」への拒否反応


周りに優しくできなくなる。


などです。


 

他とのかかわりを避けるようになります。


なぜ避けるのか?



自分と周りが信じられなくなっているからです。


自分を信じること = 「自己信頼」 = 自信  です。


 

この自信がなくなっているから集団で行動したくなくなるのです。


いじめを受けることで、自信を失うのです。


 

なぜ、いじめで自信を失うのか、以下に自信を失うプロセスを示します。


これは意識していないと絶対に気付きません。


 

①いじめを受けるということは、自分を否定されるということ


②自分が「悪いことをしている」と思っている行動を行い続けることで、


  自信をなくしていく。


③その結果、行動の一つ一つに切れがなくなり、びくびくしながら


 行動することが多くなる。


 

そうするとどうなるでしょう?


体が常に緊張した状態になるので、


疲れが取れなくなります。


周りが信用できなくなるので、


人がいる場所では笑顔を見せられなくなります。


 

常に疲れている状態であり、笑うことも止めてしまえば、


ストレスをうまく発散できなくなります。


 

それにより「満たされていない状態」


がずっと続き、人に優しくできなくなります。


 

「人に優しくする」というのは、実は、自分が満たされていないと


なかなか出来ないことなのです。


昔、自分が満たされていないのに、「人のためによくしろ」という


先生がいましたが、それは、絶対にいじめられている生徒に向かって


言ってはいけません。


 

その子に対して「よくして」いないからです。


 

つまり、その子のことを理解してあげていないということ。


そんな教育を続けていたら、先生のことも信用できなくなってしまいます。


 

裏を返せば、余裕がないと出来ないことを挙げていき、


それらの行動が不快でないかどうか質問すればすぐに分かります。


 

直接聞いても答えにくいので、匿名のアンケートをとり、


集団行動など、他とのかかわりがないと出来ない行動について


ストレスを感じていないかどうか聞いてみるといいでしょう。


 

親が子に聞く場合も同様の質問をしてみましょう。


話したがらないのであれば、次の項目を参考にしてください


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親に相談しなくなる


親に話さないのはなぜか?


 

いじめを「いじめだ!」と気付いても人に話せずにいるのは、


たいていが「いい子」です。


 

「いい子」とは、先生や親の言うことは素直に聞く。


あまり反論をせず、人の言うことを聞く。


 

悪く言えば、他の人にとって「都合のいい子」


ということになります。


 

いじめが発覚してから、なぜ黙っていたのか問い詰める親がいます。


 

なぜ黙っていたのか?


その子が「これを話すことで、親が悲しむといけない」


と思っている場合があるからです。


親の言うことはしっかり聞いてきた。


つまり自分は絶対に悪くない。


親は絶対の存在なので、親も悪くない。


なので自分がいじめられていることで親が悲しんではいけない。


 

と考えます。


悪いのはもちろんいじめの加害者側なのですが、


話さない理由で重要なのは、一番つらいのは自分だが、


親が悲しむことで後ろ盾がなくなってしまうことへの恐怖感、


 

また、いじめられているときは視野が狭くなっているので


具体的な解決方法が見つからずに、


一生つらい思いをしてしまうのではないか、


などということを考えてしまいがちです。


 

人それぞれで個人差はあるでしょうが、


親が特に思いつめて考えるタイプだとこういうことが起こりやすいです


 

必要以上に悲しんで、子供を不安にさせます。


そういった不安を感じたくないから、子供は親に


相談したくなくなるのです。


 

日ごろから、きちんとコミュニケーションを取りながら、


何事もほどほどでいいと言い聞かせ、


子供のペースに合わせながら気持ちを理解してあげましょう。