梅雨になると、じめじめした気候が続き、
洗濯物が乾かないことがよくありますよね?
そうするとその生乾きの洗濯物からにおいが発生し、
その服を着ていると、一日中いやな気分で生活しなければならなくなります。
冬場は雨が降ってもそれほど生乾きのにおいはしませんよね?
それはにおいが発生する条件が違うからなのですが、その違いを見ていきましょう。
【においの原因は何か?】
においの元になっているのは、
原因となる菌が洗濯物の中で繁殖しているからなのですが、
どうして繁殖するのでしょうか?
【菌が繁殖できる条件】
- 繁殖できる栄養源があること
- 菌が活発になる気候であること(高温多湿)
1.の栄養源となるものとは、人間の汗です。
実は、人間の汗と言うのは無臭で、汗自体は臭くないのです。
問題は、その汗に含まれる成分が、菌を養殖してしまっているということ。
汗の中には少なからずたんぱく質が含まれています、
菌は主にそれを栄養として繁殖しているのです。
最近では、その繁殖し、においの原因となる菌が特定されてきました。
菌の名前はモラクセラ菌というそうです。
この菌が繁殖するせいでにおいが発生していたのです。
2.菌は高温多湿の場所を好みます。
冬場、においがあまり発生しないのは、高温ではないし、湿度も低い。
なにより、人が汗をかきにくいからです。
においを取る方法は?
洗濯をした後も、菌が繁殖するための栄養は残っています。
だから生乾きだとにおいが発生するわけですが、
それでは、洗濯後、具体的にどうすればにおいはなくなるのか
見ていきましょう。
一番いいのは天日干しです。
太陽の光には殺菌効果があります。
でも、それが出来ないからにおいが発生し、困ったことになるんですね。
それ以外の方法を見ていきましょう。
- 洗濯が終わったらすぐに取り出す
- 乾燥機を使用する
- 柔軟剤の使用
- 部屋干しの際は、暖房器具の近くに置いておく
- 洗濯後、洗濯機のふたは開けたままにしておく
- すぐ着たいものはドライヤーなどで乾かす
余談
最近は、乾きの早くなる柔軟剤が発売されているそうで、
そういった商品の購入も検討してみてはいかがでしょうか?