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赤いぶつぶつができてとてもかゆい蕁麻疹(じんましん)
発症の原理は、 皮膚の下にある肥満細胞が刺激を受けると、
ヒスタミンなどが放出されます。
このヒスタミンが皮膚の毛細血管に作用すると、
皮膚の表面ににミミズ腫れのようなでこぼこや赤みが発生し
かゆみを生じます。
この症状にはアレルギー性と非アレルギー性とがあります。
非アレルギー性蕁麻疹の原因は、主に
温熱や寒冷、靴下、ベルトなどの圧迫による刺激
ストレスなどの精神的要因によって起こる物があります。
今回は、アレルギー性の蕁麻疹について、原因となる食べ物を見ていきます。
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原因となる食べ物は、肥満細胞を刺激し、ヒスタミンを出させるものです。
- サバやアジなどの青魚、
- そば、豚肉など肉類
- タケノコ
- 卵、牛乳
- じゃがいも、トマトなどの野菜
- キウイ、マンゴーなどの果物
- ビ、カニなどの甲殻類
- 抗生物質などの薬剤
このように、アレルギーになるとあらかじめ分かっているものは
避けるべきです。
食物が原因の蕁麻疹は、食べてから約数十分後に出ることが多いです。
まれに、食べてすぐ症状が出る人もいます。
特定の食べ物を食べるときに、たまたま体調が悪くて
蕁麻疹になった場合は、食品が原因だと勘違いしやすいので、
気をつけましょう。
また、小麦製品やエビなどの特定の食品を食べた後に運動をすると、
蕁麻疹などのアナフィラキシー症状を起こす人もいます。
アナフィラキシー症状とは、急性の重度なアレルギー反応のことです。
毎日のように、継続して発症する蕁麻疹の場合は
食物が原因になっているのではありません。
1ヵ月以上持続するものを慢性蕁麻疹といいます。