膀胱炎と診断された時に、何科をかかるか迷ったことはありますか?
ここでは、泌尿器科と内科、どちらを受診するべきかをお伝えします。
判断する材料として、膀胱炎の原因を見てみましょう。
原因は、大腸菌などの細菌による感染です。
その細菌が、尿道を経由して、膀胱に到達し、
膀胱炎が発症します。
このことからもわかるように、
膀胱炎になったら尿検査が必要になります。
尿検査のできる科は、泌尿器科、産婦人科、内科のいずれでもできますが、
メジャーなのはやはり泌尿器科です。
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妊娠している場合は、産婦人科以外の病院ですと、
胎児への影響が考えられるため、泌尿器科や内科では
薬をもらえないなど、診察がスムーズに行かない場合があります。
妊娠中は確実に産婦人科に行きましょう。
泌尿器科や産婦人科が近くにない場合は内科を受診しましょう。
内科の受診は、自分自身で症状がよくわからない場合と、
なにかの合併症じゃないかと思った時でいいでしょう。
より専門的な診断が必要であるとされた場合は、
その病院から紹介してもらえることが多いです。
自然治癒するか?
症状が出てもそれを自力で治そうとしてずっと
我慢していると症状が悪化し、場合によっては死に至ることもあります。
この病気、今でこそ特効薬がありますが、
江戸時代までは女性の死因のトップだったようです。
現在は、薬の服用で、ある程度症状が進行しても
完治させることが容易になっていますが、
早期治療が功を成すことは、他の病気と同じです。
絶対に我慢せずに病院に行ってください。
また、水分はきちんと摂り、トイレ行って排尿を欠かさないように
しましょう。
その際、利尿作用のある緑茶などもおすすめです。
膀胱内にいる菌を効率よく外に出せるようになります。
それはあくまで対症療法であって、
自然治癒するわけではないので、それだけで治そうとしないように。