偏頭痛(片頭痛)の一般的な原因は、頭部の血管が拡張し、
炎症を起こして痛みが発生するというものです。
これは、三叉神経と呼ばれる神経が、これもまた何らかの刺激により
血管を拡張させる信号を出すことにより痛みが発生します。
生活習慣による偏頭痛
血管を拡張し、炎症を引き起こして痛みを発生させるのは、
主にストレスや高血圧、生活習慣の乱れによるものが大きいです。
偏頭痛の対処法の一つに、薄暗い場所で横になり
可能なら入眠する、というものがあります。
これは、症状が現れているときは、光や音に過敏になる
からです。
光がとてもまぶしく感じ、まわりの音や声が頭にとても響きます。
しかし、生活習慣の乱れで、睡眠を過剰にとってしまった場合は
さらに症状が悪化するという報告もあります。
睡眠のとりすぎに注意しましょう。
また、生活習慣を改善することにより、一気にストレスから
開放された場合も注意が必要です。
一気に緊張が緩んだ瞬間も頭痛が発生しやすくなるからです。
日ごろからストレスをためないよう、生活のリズムを保つことが重要になってきます。
ここで注意
場合によっては、緊張をほぐすための
ストレッチやマッサージ、入浴も頭痛を悪化させる要因となります。
痛みがひどい場合は、きちんと病院に行って診察してもらってください。
女性の場合はホルモンの乱れ も影響します。
食べ物の影響
偏頭痛を引き起こす可能性のある食べ物として
- ワイン(アルコール類)
- アイスクリーム
- チョコレート
- 刺激物の含まれる食品
などが挙げられます。
偏頭痛が気になる場合は 、あまり積極的に摂るのは避けましょう。
偏頭痛の前兆
偏頭痛には、前兆のある場合とない場合があります。
前兆としては、
- 目の前でチカチカした光が見える
- 視野が欠ける
- 首や肩のこり、あくび
- 手足のしびれ
などがあります。
これらの前兆の後、一時間以内に症状が現れてきます。
この痛みは平均で4~72時間ほど続きます。
ただし、痛みが治まれば、普通に生活できますし、
この偏頭痛自体が命に関わることはありません。