男性にも更年期障害があることをご存知でしょうか?
更年期障害といえば、女性がかかるイメージが
強いですが、最近では男性にもその言葉を使うように
なりました。
女性の場合は日によって症状が変わるなど
目立った特徴があり、わかりやすいのですが、
男性の場合はうつ病などの違う病気と誤解されていたこともあり、
男性の更年期障害があることは認識されていませんでした。
具体的にどんな症状が出るのか見ていきましょう。
男性の更年期障害の症状
症状の主なものは以下です。
・疲労感や倦怠感
・女性同様、神経質になったり
・抑うつ傾向、不眠
・性欲の低下、めまい、集中力が続かない
・筋力の低下
などが主な症状です。
イライラすることもあるようですが、
女性の場合と比べるとかなり割合は少ないようです。
原因
詰まるところ、男性ホルモンの分泌量の減少が原因です。
男性ホルモンの分泌量は、ストレスや体調の変化により
減少します。
特にストレスは大きな要因となっています。
環境の変化、完璧主義、ストレス耐性の低い方
知っているストレス発散法が少ない方
などが多いです。
上手なリラクゼーションの仕方を多く知っておく必要があります。
主なものを挙げておきます。
・腹式呼吸(丹田呼吸法)
・規則正しい生活(早寝早起きで神経系を整える)
・過剰な糖質摂取を止める(白米を減らすなど→ドーパミンの分泌促進)
・ヨガ
・適度な運動
などです。
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更年期障害に注意する年齢
一般的に男性ホルモンは30代がピークで、そこから
分泌量は下がっていきます。
しかしこれには個人差があり、30代以降も分泌量が
下がらない人もいます。
上手にストレスと付き合っていくことが重要です。
また、男性の更年期障害のピークは
働き盛りの40代~50代のときと
70代あたりの2度訪れるということです。
40~50代では、社会的な立場によるストレスで、
70代以降は純粋な男性ホルモンの減少によるものです。
治療法
主な治療の仕方としては、
男性ホルモンの注入、つまり筋肉注射が一番よく行われています。
また、この治療法は、前立腺がんなどを 患っている場合は、
さらにその症状を悪化させる恐れがあるため、絶対に行っては
いけません。
食事法としては、
亜鉛を多く含む食事を取ること。
牡蠣やアーモンドに豊富に含まれています。
食事で亜鉛を取ることが難しければ、
亜鉛のサプリなどが、薬局で簡単に手に入るので、
病院が苦手な場合はそちらを試してみるのもいいでしょう。
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