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「朝が早い」 「走るのが速い」 「仕事が早い」 「頭の回転が速い」
「はやい」という表現。
どのタイミングでどちらを使ったらいいのか迷ったことはないだろうか?
今回は、「速さ」と「早さ」または「速い」と「早い」の使い分け方を簡単に見分ける方法をご紹介しよう!
使い分け方
まずは、「速さ」の方から見てみよう。
「しんにょう(⻌)」という部首がついている漢字には、「行くこと、進む、走る」といったニュアンスが追加される。
つまり、速さとは「動き」を表す意味になる。
なので使い所としては「走るのが速い」「頭の回転が速い」など、
「動きを表す言葉(動詞)が現在進行形になれるもの」に使うと覚えるといいだろう。
例:走る → 走っている(現在進行形) → 「速い」 を使う
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次に「早さ」だが、これは、時間が関係している。
自分の中で、「これを終わらせるにはこのくらいの時間がかかる」という基準はあるだろうか?もしあなたが朝7時に起きる習慣があれば、朝6時に起きている人に向かって
「朝早いですね」と言うことができる。
つまり、「普通はこれぐらいだろう」という基準があって初めて使える言葉が「早い」なのだ。
いつも仕事は6時に終わるのに5時に終わったら「仕事が早く終わった」と言う。
7時に起きていたのに6時に起きたら「早く起きた」という。
もし「速く起きた」と言えば、「布団からものすごい勢いで起き上がった」という意味になる。
では問題を解いてみよう。次の「はやい」はどの漢字が正解だろうか?
【問題】
1 足が「はやかった」ので「はやく」ゴールすることができた。
2 「はや」10年が過ぎた
3 「はや」口言葉
【解答】
1 速 早
2 早
3 早