癌(悪性腫瘍)の治療法、原因、予防法のまとめ③-1
癌にならない食事の仕方
第三回目は、食事の仕方を変えて、癌になりにくい体を作ろう!
ということでやっていきましょう。
食事については、前回の記事 → ガンの原因と予防法
でも簡単に取り扱いました。
今回は、より詳しく食事により癌の増殖、予防の方法を見ていきます。
以下、今回の記事の内容です。
1.食生活の変化について
2.規則正しい時間に食べること
3.暖かい食事を摂る
4.ビタミンCの重要性(癌細胞の天敵)
5.発酵食品で免疫力増強
1.食生活の変化について
近年、食生活が大きく変化してきているということは
前回の記事でお伝えしました。
その中でも特に注目するべきなのが
牛乳などの乳製品です。
最近増えてきているのが「大腸がん」です。
これは、ちょうど乳製品の消費が多くなってきている時期と
重なっていて、乳製品が原因の一因ではないかといわれています。
確かに、食の欧米化に伴って、肉類の消費量も増えてきてはいますが、
他のアジアの国では、日本以上に肉類の消費が盛んでした。
しかし、癌の発症率は高くなかったのです。
若い頃はいいかもしれませんが、免疫力が低下してくる50代頃には
必要以上に乳製品の摂取は控えたほうがよさそうです。
2.規則正しい時間に食べること
食事時間になっても食事を食べないでいても、消化液と胃腸は自然に活動を始めます。
そうなってくると、消化器官が自分の粘膜を消化しだして免疫力が下がってしまいます。
人間は、一日にお腹がすく時間と消化器官が働きだす時間が決まっています。
その時間にきちんと食べていないと、必要以上に粘膜を消化してしまいかねません。
また、ピロリ菌の働きによって、胃がんのリスクも高くなります。
ピロリ菌→関連記事
つまり、「いつ食べるか」が重要になってきます。
イチロー選手が朝ご飯にカレーを食べていたという話は有名です。
朝ごはんの役目は、交感神経を活性化し、一日の活動のリズムを
作るのに重要です。
中でもカレーは健康食として開発されたもので、
朝食べることで免疫力が高くなることが知られています。
つまり、朝カレーを食べることは、その日一日を楽に、活発に過ごすことが出来る
ようになるといえます。
必ずしもカレーである必要はありませんが、
朝食はしっかりと摂って、一日のリズムを作っておくことが
重要です。
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3.暖かい食事を摂る
とある食べ物を食べたとします。
それを消化するには
「糖分」、「アミノ酸」、「脂肪酸」
などにまで分解する必要があります。
ここで、分解するのに使われる物が「酵素」
と呼ばれるものです。
この酵素が働きだすためには約37度ほどの温度が必要になります。
したがって、冷たいものを食べると酵素が働きだすのに時間がかかるため
体に負担をかけることになります。
暖かい食事を摂ると、酵素が活性化されるだけでなく、
食べ物の中のたんぱく質が変性し、消化吸収されやすくなります。
このような理由から、癌の予防には、
暖かい食べ物を食べることが推奨されています。
続く… → ③-2
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