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子供の感染性胃腸炎 原因 菌 対策 予防 について
【感染性胃腸炎】とは
感染すると下痢や発熱、腹痛など、日常生活に支障をきたす厄介な病気です。
感染する病原菌の種類によっても症状は若干変わってきます。
この病気は、A,B,Cの 3種類の菌がいたとして、どれか一つ特定の菌に感染すると
症状が現れるということではなく、
複数の菌(A,B,C)に感染して現れる症状のことです。
よって、どれか一つの菌に対して対策を講じても効果は薄く、
幅広く対策を考えておくことが重要になってきます。
子供(0~5歳)の場合の感染性胃腸炎は「ロタウィルス」,
「アデノウイルス」という菌によるものが多いです。
流行は2月から5月頃
では、どのような経路をたどり、感染するのでしょうか?
感染経路
ロタウィルスの主な感染経路は 経口感染です。
菌に感染した人や物に触れた後、手を洗わずに食器を触ったり、
調理を作ったりしたときに感染しやすくなります。
アデノウイルスの場合も経口感染ですが、それ以外に飛沫(せき、くしゃみ)
による感染があります。
アデノウィルスの場合は、風邪のような症状(鼻水、せき、のどの痛み)が現れる
ことがあり、ロタウィルスの場合は、ノロウィルスの場合の感染性胃腸炎よりも
重症になる場合があります。(症状が長続きする)
対策と予防
ロタウィルスの場合
月並みではありますが、手洗いうがい、食材の十分な加熱調理などで
殺菌が可能です。また、アルコールでは殺菌が出来ないので注意してください。
アデノウィルスの場合
特に感染しやすい飛沫感染については、市販のマスクを着用するなどがあります。
汚染物に触れた場合は、ロタウィルスと同様に、
手洗いうがいを欠かさないようにしましょう。